2007/07/29

教科書の内容を検証したかった──児島湾干拓地

2007.07.22
【岡山県】

 児島湾干拓地(Map)

 前回の岡山紀行の帰り道では時間が無かったので、今回は時間を取らねばと寄ることができました(通り道のついでですが)。
 小学校(?)で教わったと思うのですが「児島湾干拓地」を覚えているでしょうか?
 わたしは、日本は何かとてもすごいことをやっているんだと(八郎潟と共に)、誇らしげに感じていた記憶があります。
 でも近ごろでは、休耕田が増える中で決行された諫早湾の埋め立てを目にして、果たして児島湾や八郎潟は現在でも機能しているのだろうか? ということをこの目で見てみたい気持ちが強くなっていました(下の写真は締め切り堤防上の道路で、背面側にはいわゆるギロチンの水門があります)。


 現在の児島湾の埋め立て地には、稲の緑が一面にどこまでも広がっており、人の手で見事に管理されている田園の光景に圧倒されました。
 ここは人の手で作ったのですから、ある意味理想的な農村の姿を目指していると思われます。
 地区の真ん中に伸びるメインストリートを挟んで民家が並んでいます。その両側には果てしなく広がる水田と、おそらくポンプ等できちんと管理されている灌漑用水路が伸びています。
 現在まで、ここにいくらのお金が掛かって、どれだけの収穫が得られているかの収支についてや、住民の方々の満足度についての知識はありませんが、少なくとも成功例として挙げられるだけの環境整備であることには違いないと感じました。
 でも、そこで生産されるお米についての認知度は決して高くないと思います(コシヒカリなど比較の対象がよくないのか?)。
 国策で始まった事業なので、年貢が高いとか勝手なことは出来ないなどの制限があるのでしょうか(知らないだけなのか?)。
 時代が変わってニーズも変わりましたが、おいしいと思うお米をやりがいを感じながら作ってもらえる環境であって欲しいと思います。
 でもやはりここは、政府の宣伝として教科書に載せられていたと思えてしかたありません。子どものころにすり込まれたことへの反動だろうか……

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