2007/08/16

とりあえず「瀬戸内海」終了です。

2003.08〜2007.08
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 瀬戸内海(Map)

 2003年夏の小豆島から始まり、この07年夏の家島諸島で、とりあえず瀬戸内海の主な島は行ったことになるので、終了ということになります。
 島好きのわたしとしては、取りかかる前は「ごちそうは、最後に取っておこう」的な考えで、行くときには一気に! なんて思っていましたが、かじり始めたら予想以上の楽しさと奥深さに、ドップリと浸り込んでしまいました。
 何が良かったかって、すべてに当てはまると思える「おおらかさ」に尽きると思います。
 人は環境に育てられると言うのか、瀬戸内の海のおだやかさに人格が育まれているのではないかとの思いは、確信に近いものとして残りました。
 関東育ちのわたしには「ありがとう」の言葉(がの音が上がる発音)の自然な響きに心動かされ、しぜんと自分でも発するようになった尾道、たった一人の宿泊客のために、二人も管理についてくれて「星を見に外に出たいので懐中電灯貸してもらえませんか」に快く応じてくれた上蒲刈島の「県民の家」の職員の方、など(他はちょっと思い出せなくてスミマセン)色々な方々のお世話になったことを、とりあえずは周囲に伝えておかなければ、恩に報えないと思っています。

 印象に残っているところとしては
●しまなみ海道&尾道(範囲が広くてずるいのですが)
 また行ってしまうと思います。大三島の宿の食事は忘れられません。
●鞆(とも)の浦
 昔から瀬戸内航路の要であったのですが、現在それをたどってみても「へそ」であり続けている町で、瀬戸内の港町を巡る機会があれば、この港の重要性が理解できるのではないか、と思います。
●大崎上・下島、上・下蒲刈島
 瀬戸内を行き来する船を眺めながらの展望露天風呂は、本当に時間を忘れさせてくれました。

 地図が好きなので、そこにプロットしていくことは結構好きなのですが、自分でも「こりゃバカだね!」と呆れる数(59島)になっていることには、ちょっと驚きました……
 それでも、まだまだ行けなかった島、行きたいと思っている島はあります。
 きっと、地理的に近い場所に住んでいるうちに行っておこうと思うでしょうから、時々あると思います。(だって、飛行機代がかからないのは大きいですよ!)
 現実として、瀬戸内が終わった時点で北に目を向けると(南から北上してきたので)、もうそれほど島は残されていないんです。これからどうしようか? というのが本音です。
 また、新たな楽しみを見つけましょう!
 そんなことを考えることが、実は一番楽しかったりしますから……

2 件のコメント:

ageasi-tori さんのコメント...

瀬戸内海が済んだってことは、九州なんてとっくの昔? 「北九州市にぎわいづくり懇話会」ってところで『雲のうえ』って雑誌をだしているんだけれど、7月刊の4号で「誰も知らない小さな島」って特集をやってて、藍島、馬島、白島が載っています。そこいらって、既に踏破済みなんだろうか?

mizu さんのコメント...

いいえまだ行ってません。
その辺り限りませんが、大小を問わず行けなかったり、ノーマークだったりする島の方が多いと思います。
現在は、概査段階で一通り見て回ってから次の精査段階へと考えています。
現在のところ、沖縄、屋久島(には我慢できずに再訪してますが)、長崎、高知、しまなみ海道が再訪したい有力候補地です。
ちなみに、下関周辺に行った時は、予定になかった門司港駅周辺を再訪したくなったのと、高杉晋作関連の長府に時間を取られ、角島など日本海側は走ることも出来なかったことを思い出します。
また、その一帯は、鹿児島の坊津、高知の宿毛周辺と合わせて「見残しリスト」として記憶に刻まれており、いつか行きたいと考えております。